-社長Blog-

今はこう思う! 学び 日常

伝えることで自分が学ぶ

今日は、学生の方から卒論完成の連絡を受けました。

実は、昨年10月初旬から、今年2013年の1月下旬半にかけて学生の方からの
お問い合わせが結構あったんです。

「カン」の良い方ならお分かりかと思いますが、
ヒューゴの働き方(主にシエスタ)についての問い合わせです。

ワークライフバランスという言葉が世にでて、少し経ちますが
仕事観や実態についてまとめておられる学生の方が多いのか
わりと問い合わせがありました。

特にシエスタの取り組みについて詳細を聞きたいという流れから
その辺りのインタビューへの対応を何度かさせていただきました。

ここまでは、別に普通なのですがたのしかったのは、その後ですね。

だいたいのパターンとしては卒論用の質問が終了すれば
あとは、就職後の働き方や、考え方について話題がスライドしていきます。

僕はここからが好きなので、どんだけ忙しくてもわりと学生の方からの
インタビューは受付けていました。

どんな感じかというと、
8割の方が、まず「もう、どうなるか不安なんです!」「心配なんです。。。」
という発言をされます。

もちろん、それは仕方ないと思いますので
僕も”最初は”「そうですよねー」と同調しながら更に話を聞きいていきます。

結局、「不安や心配の素」のほとんどが近い先輩や、友達、親からの影響
なので、いわゆる「環境と教育」の部分に集約されています。

自分も経験した事があるのでわかりますが、なぜかみんな煽ってくる傾向に
あるので余計に不安や心配が倍増していくんですよね。
あとは「自信」があったりなかったりとか、
「完璧主義」過ぎてしまったりとか、そういう類もあるのかもしれません。

ひと通り、話込んだ後、自分も意見を聞かれますので、ちゃんと答えます。
そのときどきで内容は変わりますが、だいたい共通している内容は

特に、不安や心配を軽減するには
「やったことの無いことはだいたいできる事」いう認識を持ってしまう
だけで解決するという話をします。

とってもシンプルな話です。

不安や心配に思う人の多くが、
将来の起きる出来事は、やったことの無い事や経験した事の無い事で
形成されていると思ってしまっている(本当はそうではないのですが)
ので、それらの事象について

「やったことの無いことはだいたいできる事」と決定してしまうのです。

そうなると、

「やったことの無いことはだいたいできる事」
↓  ↓  ↓
「何がおきても解決可能」
↓  ↓  ↓
「安心」
↓  ↓  ↓
「となるとどんな事が起きるかな」
↓  ↓  ↓
「期待(ワクワク)」

という感じで、なんだかたのしい流れになって行きます♪
※これが、できるようになるまでには思い込み具合、素直さ、努力、の割合で
そのスピードには個人差がでてきますが間違いなく、ひとつの解決方法だと思います。

という訳で、何かにつけて不安や心配を持っていた学生の人達が

ヒューゴを出て行く時には、

「自分もたのしめるようになりますっ」とか
「ワークライフバランスって意外と、どうでもいいかもしれませんっ」

と笑顔で帰っていったりするので
それはそれで新しい思考を持ってもらうきっかけになれたのかなーと少し嬉しくなります。

個人的には、
完璧に自分の考えてることや意見が伝えられたかな?
もっとわかりやすく伝えられるように努力しよう!!

という自分自身の学びにもなるとっても良い時間でした。

学生のみなさま、本当にありがとうございました。