ウェブサイトで「まともに」スマホへの最適化が図れているサービスサイトはどれくらいあるでしょう?
「まともに」という表現は、自社の現状やスケールにマッチした状態で最適化なされているかという意味です。
どこかの誰かが、言っていた、巷で流行りの成功パターンのモデルケースにのせられていませんでしょうか?
これは、成功パターンなだけであって、それにあわせることで「簡単に」成功している企業や充分な成果が獲られたサービスは、実際には想像しているよりも少ないと思って頂くのが良いです。
・これから売上を伸ばすにはスマホです!
・イマドキ誰もがスマホから成約しますので、まだ対応できてないなら、すぐ対応しましょう!
・PCサイトは放置しても良いのでスマホにチカラをいれましょう!
と。
もちろん、該当する企業やサービスはあると思いますので、言っていることは嘘ではありませんし、必然のトークだと思います。
そして、当たり前なのですが、それにプラスして以下のような流れで現状にそった提案が続けば
一応聞く気にはなりますよね。
・こういう成功事例があります、こんな企業、サービスと一緒に取り組み、こんな成果を導きました、そしてこの企業、サービスの場合は、これでよかったのですが、御社のサービスの場合はこのケースではなく、別のパターンでトライしていく必要があります、なぜなら、現状こういう状態だから、、、例えば、ここの数字がこうだとしたら、、、
という感じのお話です。
※全く同じ時間に、全く同じ人間が、全く同じ行動をとらなければ同じ結果にはなりえませんので、だからこそ、それぞれの状況に合った最適な状態を目指すことが健全なのです。
上述の場合は、自社に関しての現状把握を提案する側が調査をすることでわかっているのか?または、運営者側となる人間(あなた、もしくはあなたの会社のWEB担当者)がわかっているのかという事が最も重要な点です。
とにかく、自社の顧客特性や、ユーザー層、スマホへの接触機会の想定などを調べつくした段階で、これからの施策は組んでいく必要があります。
これを、別の企業へ任せる場合は上述のような分析結果を把握している人間、その辺りの話しが一緒にできる人間と一緒に取り組まれることをお勧め致します。
付随情報
スマホ関連のデータです
※スマホ単体ではなく他のデバイスとの併用が一般的であったり、スクリーンメディア自体への接触の多さは頭に入れておきたいですね
▼参考までに、ヒューゴであがった先月の成功事例
・ECサイト
スマホサイトで、無理やり制約までもっていかないようにレイアウト変更。
※ユーザーのアクションに自由度を持たせることを目的とした。
=>成約率は、前月比180%アップ、サイト回遊率も飛躍的に伸びた。
・製造業サービスサイト
事例と問合せ受付がメインコンテンツとなっているため、スマホではとくにその部分での操作性を重視した。
=>スマホからの問合せ受付が飛躍的に改善 / 1週間に3件程度の問合せが、1日1~2件ペースに伸びる。
※従業員5名以下の組織のため、現在稼働率MAX。
・ECサイト
スマホサイトでのメインビジュアルのスライド機能の削除により、重複した内容に関する情報整理ができ下層コンテンツへ向かうルートがシンプルに。
※ユーザーの求める情報のみに統一。
=>離脱率の減、前月比成約率は約120%へ
※これらの事例に至るまでに要した期間は、サイトの現状分析と施策内容検討期間を含め平均約3ヶ月です。
付随情報:スマホはそれだけでなく、他のスクリーンデバイスと連携した形での使用が一般的です。