Facebookからのリンク数やシェアの数、そして投稿内容の
Googleの検索エンジンにおける上位表示への影響についてです。
以前、勉強会に参加頂いた方が質疑の時間にサラっと以下の発言を
されました。
「Facebookのシェアやリンクが多かったら順位もあがるじゃないですか！？」
そして、今日クライントとのメールのやり取りの中で同じような内容が記載されていましたので、
少し説明しておきたいと思います。
まず、この認識については正解ではありません、間違いですね。
どこで聞かれたのかは不明でしたが、現時点では、特に関係ありません。
Facebook からのリンクや「いいね」「シェア」の数、投稿内容については
Googleの検索結果には影響していないと明言できます。
なので、タイトルにあるFacebookでGoogleのSEO対策は出来るのか？
については、「現時点では、直接的には出来ない」と考えて良いと思います。
よくソーシャルシグナルという言葉が使われて関連情報が飛び交っていますが、
グーグルがFacebookのデータをほとんどクローリング出来ないのでそれを
ランキング決定の指標には使っていないという事が、カンファレンスなどでも発表されていますので。
例えば、Facebookのrobots.txtではクロールされないように記述されていますし、
外部サイトへのリンクは全てnofollowが付けられてリンクが無効化されています。
なので、この状況でランキングの決定要因に使うのはちょっと曖昧すぎて、現実的ではありません。。。
Facebookからのリンクやシェアが多いページが上位表示されているのは、
他の媒体（ブログや口コミサイト）から実際に話題になり、また直接的に検索されて更に自然とリンクが
増えているような状況で、それがランキングに影響していると認識してもらうのが良いです。
Facebookが意味が無いということではなく、
活用方法を間違えずに進めていくことで更に成果に結びつきやすくなる
ということが伝わればと思います！
