最近のコンテンツ生成について「消費する時間」と関連づけて考えてみた。
ブログや、メルマガ、動画、ゲームなどなど本当に多種多様なコンテンツが存在するが
特に我々の日常生活において、その関わりにはとつもない時間を消費していると思うし、事実そうなっている。
とにかく、ここ最近はコンテンツに対する時間の消費の仕方が変化していると感じる。
ライフスタイルの変化もあり、まとまった時間をつぎ込め無くなってきていることも明らかに
感じとれるので、コンテンツ自体の作り方も変えて行く必要があるのではないかと思っている。
*一部のコンテンツは、既にまとまった時間を必要としない、コンパクトな創られ方になっている。
ウェブサイト内の話しを例にあげてみると、
そもそもトップページからグローバルナビをたどって、下層の各コンテンツページへ到達する
という流れ自体がもう疑わしいと思えてくる。
*とにかく今は検索エンジンまたは、ソーシャルサイトから ” 直 ” で下層コンテンツへと
流入してくるケースがほとんどなので、昔の流れのままウェブコンテンツをつくっていたのでは
誰からも活用されなくなってしまう。
(これはクライアントの膨大なアクセス解析データの傾向を見ても間違いない。)
「時間の消費」という視点で考えると、それほど連続して時間を使う必要の少ない、
より「ライト(軽い・短い)」で「コンパクト」なコンテンツがアクセスを集める中心になりつつある。
理由は、先に上げているとおり、ライフスタイルの変化で途中で中断することなく
長時間をそのコンテンツに費やすことが難しくなっているから。
ゲームでいえば、自室に据え置きのゲームよりも1回あたりの消費時間(プレイ時間)が短く、
隙間時間でこまめにプレイできるようなソーシャルゲームの方が優位になってきていることからも
“ウケる”コンテンツの完成系の変化は容易に想像できると思います。
ということで、
今後作り込むコンテンツは、全てを認識、把握してたのしむことに30分かかるものよりも
3分で認識完了でき、且つたのしめる、学べる、ようなものを10個つくっておく方が
拡散や、伝播性は高いはずです。
これは内容によりけりという一般論ではなく、
「時間の消費」という視点で、今後作り込むコンテンツはどういったものが良いかということを
考えた結果、上記のような考えにまとまったという1つの結論です。
これを証明すべく、この考え方を活用していきます。