先日シアトルで開催されたSMXのキーノートの内容でgoogleからの発表が興味深いことになっていますのでこちらでも簡単に掲載しておきたいと思います。
SMX以前に発表されていた、adwordsの新機能の追加の内容も踏まえ、2015年後半は検索連動型広告の扱い方は再考しておく必要がありそうです。
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特筆すべきは、機能アップデートとそれら機能運用における自動化に伴い、そもそも求められるリテラシーがかなり高くなるということです。
自動化できるということは、最初の設定段階である種のルールつくりを行い、そのルールにそって自動で動き続けるということですので、その意味で最初のルールづくりが、鍵を握るということになります。
経験値の高い運用担当者と、自動化できるので簡単だと言われて急に担当することになった人とでは当然大きな差が出てくることになりますので。
そういった意味で、より専門性の高い人間が広告運用では効率よく成果を残していけるようになりそうな予感です。
もちろん、この点ではGoogle側もきっちりとフォローを入れており各種シュミレーション面を強化しているようですが、間違えても、片手間で広告運用を試みるということだけはやめたほうが良さそうですね。
※とにかく運用実績の長い経験値の高い、専門の担当者であるかどうかなどを確認させて頂きながら依頼されることをおすすめします。
その他、5月の新機能発表イベントで公式にアナウンスのあった機能一覧は以下となります。
▼業種別広告の強化
自動車なら詳細の仕様情報を、ホテルなら宿泊情報と予約を強化
▼商品リスト広告のカード機能
商品毎の詳細情報やユーザー評価などが一覧で確認可能に
▼金融ジャンルの比較広告
保険やカードローンなど比較情報の強化
▼動的検索広告の強化
表示される広告をビジュアルで確認可能に
▼ディスプレイ広告の自動サイズ調整
GDNの95%で配信ページに合わせてリサイズされて表示可能に
▼目標CPAシミュレーター
単価と表示回数などのシュミレーション機能の強化
▼入札戦略ダッシュボード
入札戦略毎の実際のパフォーマンスが把握しやすくなる
▼クロスデバイスの強化および入札統合
スマホ、PC、電話、アプリなどコンバージョンの推定合計がシュミレーションできる機能
▼データ・ドリブンアトリビューション
コンバージョン毎のキーワード貢献度の抽出など分析機能の強化
▼ドラフトモードとレポートエディター
管理画面で直感的にレポートの作成が可能に
【関連情報】
こちらの記事に関連したGoogleの公式ブログはこちらからご確認頂けます。
関連slideshare:SMX Munich 2015 AdWords Scripts for Marketer