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企業活動を伝える|HUGO|ヒューゴ|中田大輔 社長ブログ

HUGOについて 今はこう思う!

企業活動を正確に伝えられるように

昨年以降〜今年(2017年)の休み明けのタイミングなどを含め、定期的にテレビ、雑誌の取材の問い合わせを頂戴する機会があり、本当にありがたいことです。
なぜなら、ヒューゴという会社の企業活動を広く知っていただける機会になるわけですから。
(※問い合わせ内容は、シエスタや、その他社内制度などについてす。)

基本的に組織の大、小はそもそも関係ないとは思っているのですが、とはいえ、我々は有名企業でもありませんし、もちろん広告も出しているわけではありませんので、ヒューゴという会社とたまたま出会い、そこから問い合わせるには「検索」や「過去のニュースサイトの記事からリンク」などで「画面をタップ」するか、クリックするなど、何かしらのアクションをして頂いているはずですので、、、やはり、ありがたいことですし、うれしいことです。

ただ、そんな感謝や喜ばしい気持ちは非常にあるのですが、昨年から頂戴した取材依頼などをお断りさせていただくケースが増えてきている状況だったりもします。

その背景として考えていることですが、「シエスタ」に関しては、当初は企業の取り組みとしては、かなり新鮮であり、それに加えて働き方としての効率もよく、結果もついてきているので、その活動そのものとあわせて、きっちり我々の「想い」の部分も含めて、メディアに取り上げていただけるケースが殆どでした。

しかも、我々がお受けする取材というのは、全て無償です。
これはなかなか重要な要素でして、我々のような小さな組織を広く知ってもらえる1つの機会にもなりますので、それはそれは、良いものであり、大切に考えておりました。

数年間、出来る限り取材依頼にはお応えすることを心がけまして、本当に様々な媒体にも取り上げて頂きました。

そうやって件数を重ねて行くうちに、気付くことになったのですが、なんだか当初我々が考えていた取り組みそのものの伝わり方(ニュアンス的な部分)が本意とは違って表現されてしまう部分もあり、また重視している「想い」の部分は特に関心を持って頂けなくなってしまいました。
当然、こちらの話し方や伝え方が原因の部分も多くあるとおもいますが、「インパクト勝負」のような判断基準もあり、「企業の想い」の部分は不要、もしくはその次という感じが次第に強くなっていったように感じています。(実際はどうだったかは、分かりませんが、我々としては、そう感じる部分が多かったという意味です。)

その結果、お受けできるもの、出来ないものを判断させて頂くことになり、その多くをお断りさせて頂いている経緯があります。

単純に、お昼休憩が3時間あって、そこで昼寝してても大丈夫です!!
凄いでしょ!? ラクですよー! みたいな、、、。

そんな状況を伝えたいわけではありませんので。

シエスタの露出が目的ではなく、シエスタという取り組みから、どんな働き方を目指している会社で、その会社の仕事の仕方や姿勢はこんな感じで、なるほど、それは様々な可能性をひめているな!!

とか、

取材やニュースの記事を見られた方が、じゃ、自社(自分)の場合は、こういう働き方もできるのでは??

といった、思考の発展につながればと考えており、求めているので、単純に、シエスタ、昼寝で効率アップでいいね!!! という反応をそう何度も何度も求める必要性は低いため、最近は、我々の「想い」の部分が反映されない場合は、丁重にお断りさせて頂くという判断に至っております。

もっと、簡単に表現すると、単純に仕事のやり方、働き方を追求しているというのが正直なところです。

そして、その先に求めるものは、企業としての働き方や物事への取り組みのスタンスを突き詰めて実践していくことで、結果としてクライアントの皆様の成果につながっていけば、それこそが最高。

そう考えています。

もちろん、まだまだ理想の組織には至っているとは、到底、思えてません。

追いついてない部分も多くあり、お取り組み頂いているクライアントの皆様からのご指導に学ばせて頂くことばかりです。本当に。

そういった状況も踏まえて、一旦余計な思惑を排除するというか、改めて、「想い」や「覚悟」にフォーカスしている次第です。

ここまで、ざぁーっと一気に、書いてみましたが、取材お断り!という話しではありません。

我々の「想い」の部分も一緒に取り上げて頂けるような、取材や、メディア掲載は、喜んでお受けしたいと考えています!!!

ちなみにですが、「最近の取材やインタビュー」というカテゴリーに置いて、最も印象的で、たのしく受けさせて頂いた例としてあげさせて頂きたいのが、和歌山大学のゼミの方の訪問インタビューです。

簡単に言うと、学生の方々の仮説に基づきながら、シエスタを実施している企業の実態と照らして、モチベーションとの関連性を検証し、その結果を導いて行くものです。

学生の方ともお話ができ、たのしかった記憶しかありません。
(これは内容が良かったということで、「奨励賞」を獲得し、全国でのプレゼンテーションを行うという流れになったと後日、ご報告頂きびっくりしました。)

少し話しがズレてしまいましたが、企業活動の全てに意味があると考えていますので、そういった活動を正確に伝えて行けるように、こうした発信も含め、まずは日常のクライアントの皆様との取り組みに邁進し、そこから産み出される、新たな取り組みや、サービスを追求していきたいと思います!!