インターネットの普及に伴い、社会の構造も当然変化してきているのですが、特にここ数年でそのスピード感が無視できないというか注目されているのが、ネット上のお金の被害ですね。
先日、ネットのセキュリティソフトを展開している企業の発表したリリースにもありましたが、
なりすまし等を含め、被害総額はとんでもないことになっていますね。
ちなみに、その額1,500億ドルです。(調査対象17カ国における数字です。)
そして日本の被害総額は2,258億円となっているようです。
既に、物理的な窃盗などより、オンライン上での金銭的な被害への懸念が上回っているとのデータもありました。
※アメリカでは、この比較だとオンライン上での被害額が圧倒的に上回っているという実態もあります。
当然といえば、当然の流れなのですが、特にデジタル時代に生まれたミレニアム世代においては、パスワードも使い回しだったり、むしろ自分は大丈夫だ!みたいな、どこからきているのかわからない安心感を持ってしまわれている方も多く、そのリスクは高いようです。
というわけで、こういうデータが発表される都度感じてきた時代の変化ですが、この先まだまだ激しくなっていくことが想定されます。
「自分は大丈夫」というケースは、まず全くありませんので、とにかくセキュリティへの意識は高く、しっかりとその部分の情報を取得しながら、慎重に活用していかれることをお勧め致します。
市場としては、こういった部分でのセキュリティ関連の技術やサービスなどの需要の増加は当然見込まれますし、それに関連してあらたなテクノロジーの発達につながる部分も既にでてきていますので、不謹慎ではありますが、ある意味ビジネスチャンスにもつながっている人も多くいると言える状況ですね。