もーー、これじゃ2度手間じゃん、、、
たまに聞きますよね。
特に、「メインの担当者」VS「その上司」 の間など(第3者が見守っている際のやり取りではより一層強まる傾向にあると)よく聞きます。
なぜ、そうなるのでしょうか。
2度手間ということは、2回以上は、実行するってことです。
指示した内容について、1回目に実行した内容が不十分であるが故、2回目以降を行なうんですよね。
それは同じ人がやる場合もありますが、会話の流れで指摘している人がそのまま実行するケースもあります。
どうでしょうか?この状況。。。
普通に考えたら、ありえませんよね?
でも、よくあるんです。本当によく。
個人的に思うことは、ただ1つ。
「言葉が通じていない」ということです。
何らかの指示に対して「はい、わかりました」と返事はするものの、指示した側の頭では、本当に勝手に「当然これくらいはやってくるだろう」という期待値をこめた感覚を持ちます。
もちろん、指示を受けた側も、あれこれ頭を働かせて、求められている以上の対応をしようと頑張ります。
(※もちろん言われた事だけを行う人もいます。)
しかしながら、ほとんどの場合、両者の満足いくポイントが合致することはありません。
なぜなら、そもそも指示する段階で言葉が通じていないので、いくら「はい」と返事をしたところで、それが想定どおりに実行されることは低いわけです。
なんとなく伝わりますでしょうか?この感覚。
私も過去にそういった経験、(指示する側、指示される側の両方の立場での経験)がありますので、結構わかるのです。
で、解決策も知っています。
解決策は共通言語をつくるです。とってもとっても簡単なことです。
お互いで、感覚を共有できる言語を創ることを最初にやっておけば、その後はとにかくスムーズに進みます。
例えば、パンフレットを作成していた際に、「この部分の文字は緑色で」といわれた時です。
#008000 #006400 #32cd32 など、緑は緑でもどの緑を使うかはそれぞれ感覚によると思います。
ということは、間違える可能性もあるわけで、それが1回で終わらない状況につながるケースがあるということですね。
ですので共通言語として、「緑」は「いつもの緑」という両社で共通の認識のある内容に設定し、「いつもの緑で」=#008000 と伝えれば、今後、「いつもの緑」という指示だけで、この場面でミスをして2度手間になる可能性はゼロになります。
どうでしょうか??
例え話があまりに簡単過ぎましたが(笑)、全て同じようなことです。
2度手間にするかどうかは、両者の最初の取り組みにありますので、まずはその部分から解決するだけで、その後がスムーズになっていきま。
最初の手間を面倒だと思わずに積極的に共通言語をつくりながら、組織として活動の質を上げていくのばベストではないでしょうか?
ほんの少しでも工夫するきっかけになればと思い書いてみましたので、参考になればと思います。
では!