Googleが行っていたスマホ利用に関する調査結果についての資料が先日、公表されていました。
※休日を使ってデータの整理などをしていたのですが、
これはかなり良い情報なので、取り上げてみました。
今後スマホがアクセスの主要なデバイスになってくる裏付けとなる数値として、知っておくべき内容だと思います。
ちなみに、この資料の調査内容の大きな項目は以下です。
■スマートフォンはどのように日常生活で使用されているのか?■消費者がローカル情報を見つけるためにスマートフォンをどのように使用しているのか?■消費者はスマホでどのようにマルチタスクマルチタスクをこなすのか?■スマホでどのような情報を消費者は検索するのか?■スマホは購入プロセスや、購買行動にどうのように影響していますか?
是非こちらのPDFのデータ資料にも目を通してみて頂きたいですが、
まず、これだけは絶対的な事実として、頭にいれておいて頂きたいことは、
とにかく日本においては、スマホユーザーの99%が検索エンジンを利用するということです。
そして、こうした検索行動に影響してくるオフラインメディアとしては以下の4つが代表的なものであり、
中でもテレビの影響力は現段階ではかなり大きいものとなっているようです。
・TV
・Shop/Business
・Magazine
・Poster
※ちなみに、これは調査結果にあがっているどの国(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、日本)においても順位は同じものでした。
その他、ちょと不思議だったのは、スマホのアプリやローカルインフォメーションの利用に関するデータです。
まず、スマホのアプリについては、
インストールしている数は圧倒的に多いのに実際に利用している数は少ない・・・
というデータがあり、取りあえず話題になったものには飛びつくけど、その後は活用しないというなんだか簡単に想像できる内容でした。。。
これは、プロモーション施策などでも、twitterだ、facebookだと一時的に盛り上がりますが、
実際にそれを活用して売上げを上げる所まで実践していくというケースは非常に少ないように思います。
この点では、周りに振り回されずに自社にマッチしたものを、掘り下げて行くというスタンスが今後更に重要になっていくると思いました。
ローカルインフォメーションにおいては、地域情報を検索したりチェックしたりと、
利用頻度は、アメリカに次いで堂々の2位ですが、その検索結果で得られた情報に対するアクションは、それほどおこしていない・・・
というデータもあり、活用度合いでいうと、まだまだ活かしきれていないように思いました。
他にも今回の資料は、どのデータをとっても日本のスマホの利用頻度や、意識の高さ、
には注目せずにはいられない状況です。
今後の展開にも大きく影響してくる内容です。
つまり、日々の行動がそのまま売上げに直結してくるという流れになってきますので、
こういったデータに目を通した際は、必ず自社で対応できることは何なのか?
という考えをもち、行動まで落としこむことで、成果につながると思われます。
また、25ページ、26ページには各国のスマホユーザーの属性もまとまっていますので
ここも最低限の知識として認識することで、独自の打ち出し方を考える際の参考になればと思います。